2019年5月23日木曜日

Analog VCO ブレッドボードで実験

前回シミュレートした回路をブレッドボードで実験しました。

ヒステリシス付きコンパレーター


回路図

ブレッドボード図


左側のOPAMP周りがヒステリシス付きコンパレーター本体です。右側はファンクション・ジェネレーターの三角波出力に+5VのDC成分を重畳させるための非反転加算回路です。

OPAMP: NJM4580DD
電源: +11.64V / -11.43V
信号源: AD9833-FG

入出力

ch1:IN ch2:OUT

シミュレーション時と同じく、三角波から矩形波を生成できました。

Analgo VCO


回路図

ブレッドボード図


左側のOPAMP周りがヒステリシス付きコンパレーター、右側が積分器です。周波数を決めるCVは電源をPOTで分圧して使いました。

OPAMP: NJM4580DD
電源: +11.61V / -11.33V

CV=2.00V

Ch1:TRI_OUT ch2:SQR_OUT

CV=2.00V (三角波出力・AC結合)

Ch1:TRI_OUT

きれいな三角波が出力できています。

CVを1V~10Vまで1V刻みで変化させて、出力周波数をプロットしました。


測定データ

CV(V) Frequency(Hz)
1.01 57.55
2.02 115.9
2.98 171.9
3.99 230.1
5.03 288.6
6 345.8
7 402.7
7.99 460.1
9.01 517.8
9.97 569.8

CVの電圧と出力の周波数はいい感じで比例しています。前段にアンチログ回路をつけて、Oct/Vの特性を持たせようと思います。

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