2020年2月19日水曜日

Analog Discovery 2 トランジスタの静的特性の測定

ついに?Analog Discovery 2を買ってしまいました。値下げされたのか秋月よりDigi-Keyの方が安かったのでDigi-Keyで購入。でも外税の消費税がなんかややこしくて結局多少安かったぐらいでしょうか。

その後、RS-Onlineの方が安いことがわかって悲しくなりました(^q^;



コンパクトで場所をとらないのがいいですね。

BNC拡張ボードも一緒に購入しました。


x10のオシロのプローブが使えるので、波形測定のScope機能でまともに測定しようと思ったらBNCボードは必須だと思います。波形生成のWavegen機能の方はBNCコネクタとICクリップでケーブルを作製しました。

波形測定はAC/DC結合、波形生成は出力インピーダンス50Ω/0Ωをジャンパーで切り替えられます。高周波などでインピーダンス整合をとって波形出力することも可能だと思います。

トランジスタのVCE-IC特性の測定


使い方に慣れるためにDESIGN SPARKにAnalog Discovery 2のチュートリアルがあったので、これにならって2SC1815GRのコレクタ-エミッタ電圧VCE vs コレクタ電流IC特性を測定しました。

回路図

接続の様子

いつもはfritzingで作図していますが、今回は描きにくかったので省略しています。

せっかくBNCボードがあるのに使用していないのには理由があります。Analog Discovery 2自体は差動入力で測定できますが、BNCボード上でC1-とC2-が短絡されています(AD2のGNDとは短絡していないようです)。このため、BNCボードを使うと回路図のようにGNDから浮いた2点を測定するのが難しくなります。

BNCボードを使った場合は普通のオシロと同じように、シングルエンドと思ってプローブのGNDを扱ったほうが無難だと思います。

WaveFormsによるVCE-ICの測定(Wavegen)

WaveFormsによるVCE-ICの測定(Scope)

測定結果の表示はPC上のWaveFormsで行います。スタンドアロンのオシロは男らしくてかっこいいですが、ややこしい測定条件を設定するのには、PCの大画面でマウスが使えるのが便利だと思いました。

画像の右側のグラフがVCE-IC特性です。Scopeの測定結果をもとに、時間軸を外して、VCEとICをExcelの散布図のようにプロットしたものです。

2SC1815のVCE-IC特性(DATASHEETより)

このグラフは2SC1815のDATASHEETに載っているもので、IB=0.2[mA]~6.0[mA]のグラフですが、今回のAD2での測定はIB=0.2[mA]以下の測定です。

VCE-IBの測定


IBがどれぐらい流れているかも測定しました。

回路図

接続の様子

WaveFormsによるVCE-IBの測定

右側のグラフを見ると、0[uA]~180[uA]程度のIBになっています。したがって、VCE-ICはDATASHEETの一番下のトレース以下の小電流での測定結果ということになります。

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