2014年6月6日金曜日

『はじめての制御工学』


制御工学は放っておくつもりだったが、VCFをWebに上がってる作例通りに組むのも
モチベーションがあがらないし、まず動かないだろうからデバッグを途中で諦めそうだし
せめて少しだけでも理屈がわかっていないとダメそうなので勉強することにした

田舎に住んでいるので大きな本屋がなくてAmazonのユーザーレビューを便りに

『MATLAB/Simulinkによる わかりやすい制御工学』 を買った。


MATLABでシミュレーションしながらなら理解も深まるのではないかという
目論見だ。

しかし、いきなり微分方程式が出てきて挫折(^q^;

生まれてこの方微分方程式なんて解いたことがない

大体、高校時代に物理がなんで嫌いになったかというと、バネとか滑車とか
こんなくだらないものの勉強なんかしたくねえわ!!

と思ったからだ。

大人になってちょっとした物理シミュレーションの仕事をして初めて分かった

世の中の物理現象はバネや滑車みたいな単純なモデルの組み合わせで
ほとんど説明がつくし近似的に再現できるのだ

なので、まじめに勉強してればよかったと思う。


話がそれてしまったが、そういうわけでMatlabの演習にたどり着く前に
数式の羅列を追い切れなくなってしまった。

matlabを実際動かしてみても何をやってるのかさっぱりわからん

でも、悔しいので1番わかりやすい初歩の初歩みたいな本を買った

『はじめての制御工学(KS理工学専門書) 』 だ。



数式に喘ぎながらも、なんとか最後まで読んだ。

もちろん数式を追うのをパスしたところもいっぱいある

でも、「数式を理解してあとは自分で考えなさい」というスタイルではなく
言葉と図できちんと説明してくれているので挫折しないで済んだ。

微積や複素数の復習みたいな説明もあるので時々息抜きもしながら読める

ボード線図やブロック図は何の気なしに使ってはいたが、
制御工学の産物だったのかと初めて知った。

制御工学のつまづきの元は伝達関数、ラプラス変換、s領域、ナイキストあたりかと思ったので(この本読んでもあんまり理解できなかったし)
気が向いたらもう一度読んでみることにする。

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