2015年4月24日金曜日

OPAMPの周波数特性の比較 LCR2次LPF編

タブレットのファンクションジェネレータ出力用のLPF(http://dad8893.blogspot.jp/2015/04/lpf_4.html)をかましつつ
OPAMPを差し替えてWaveSpectra & WaveGeneで比較してみた

信号源はタブレットではなくオーディオインターフェイスのTASCAM US-144MKIIで1kHzのノコギリ波を生成した

PCとの相性が悪いのかもしれないがこのオーディオインターフェイス、Windows 8にしてから(前からかも?)USBにつないでしばらくするとノイズが乗りまくる

ので、結果は多少その辺もさっぴいて考えたいと思う

倍音が全部入っているノコギリ波で見てみた

LoopBack

NJM4558

NJM4556

NJM4580

NJM2114

NE5532

u4570

MUSE8820

LM358

TL072

OPA2134

MUSE8920

NJM7032

LoopBackがオーディオインターフェイスのもともとの特性だ

通した回路がカットオフ周波数が50kHzのLPFなのでどのOPAMPでも高域は減衰するはずだ

FFTしたグラフを見ると

NJM4558、LM358、TL072、NJM7032

があまり芳しくない(^q^;

古くからあるOPAMPとCMOSのオペアンプ、これは納得できる

と意外なのはTL072の30kHzあたりにある謎の減衰

オーディオインターフェイスのADCの折り返し的な何かが影響してこういう見え方になってるんだろうか?

わざわざLPFを入れなくてもOPAMPがLPF的な働きをしてくれれば音作り的には楽かもしれないが

測定ミスかもしれないがTL072は音作り以外では使わない方向でいくことにします

矩形波

とりあえずOPAMPをOPA2134にしてタブレットのファンクションジェネレーターとオーディオインターフェイス+WaveGeneの出力で比較

WaveGeneからのLoopBack

WaveGeneの出力にLPFを通した


AndoroidのFunGenから出力+LPF


やはり矩形波だけのファンクションジェネレーターはちゃんと作ったほうがよさそうな気がする

ついでに周波数固定でも波形の正確なノコギリ波とか

いけるかな?

<追記:2015.04.26>

やっぱきっちりしたノコギリ波は分解能のすばらしいDACを使わないとだめか(^q^;

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