回路図

おおもとの電源は単3×6の9Vの電池ボックスを2個。7805と7905で正負5Vに安定化する。+5Vを元に、3.3Vのロードロップ・レギュレータで3.3Vに安定化する。ポリスイッチやダイオードは逆接続、過電流に対する保護用で、過剰ぎみかもしれない。
ブレッドボード配線図


使用した三端子レギュレータは、JRC 7805A(7805)、TA79005S(7905)、TA48033S(3V3 LDO)
無負荷時とそれぞれ100Ωの負荷抵抗をつないで出力電圧を測定した。
無負荷時
電源電圧 +8.73V -8.80V
| デバイス | 出力電圧(V) | 電流(計算値)(mA) | 
|---|---|---|
| 7805 | 5.09 | - | 
| 7905 | -5.01 | - | 
| 3V3LDO | 3.32 | - | 
100Ω負荷時
電源電圧 +8.62V -8.73
| デバイス | 出力電圧(V) | 電流(計算値)(mA) | 
|---|---|---|
| 7805 | 5.11 | 51.1 | 
| 7905 | -4.7 | -47 | 
| 3V3LDO | 3.35 | 33.5 | 
100Ω負荷時(10分後)
電源電圧 +8.62V -8.73
| デバイス | 出力電圧(V) | 電流(計算値)(mA) | 
|---|---|---|
| 7805 | 5.11 | 51.1 | 
| 7905 | -4.7 | -47 | 
| 3V3LDO | 3.34 | 33.4 | 
無負荷時には-5Vも-5.01V出力できているが、100Ωの負荷をかけると-4.7Vにまで低下してしまった。
この間、温度計を作ったので、7905の表面温度を測定してみた。カプトンテープの粘着力が弱いのでサーミスタの頭をぐるぐる巻にして固定した。
ログを見ると、スイッチON時26.6℃ スイッチOFF時(約10分後)32.0℃でひどく発熱しているという風でもない。
無負荷時は-5.01V出ているので、回路が大きく間違ってるとも思えない。7905ってこんなもんなんだろうか。
きっちり確認したわけではないが、ダイオードがいらんことしていることも考えられるのではずしてみてもかわらない。負電源側単体でも同様。オシロでACカップリングして出力を見てみたがそれほどおかしい感じでもなかった。
もう少し調べて見るか。
メモ:
自作の5V/3.3Vの安定化電源と5V/3.3Vの安定化電源Ver.2 を2個使いして正負両電源として使えている。Ver.1は7805、Ver.2は5V LDOのNJM2396を使っている。
負電源用の7905がある理由って何?2系統の電池電源なら不要で、トランスのセンタータップからGNDを出した場合とうに必要になるのか(@@?

 
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