2017年10月21日土曜日

Tr回路の実験 エミッタフォロワ その4

定電流源を使ったエミッタフォロワの実験


シミュレーション回路図

実験で出力がクリップしやすくなるように負荷抵抗RLは200Ωにした。

ブレッドボード配線図


入出力


シミュレーション

入力V(in)が2Vp-pの場合は出力V(out)はクリップせず、入力が4Vp-pの場合は出力は負側が約-1.5Vでクリップしている。

実験 入力2Vp-p

ch1:入力 ch2:出力

実験 入力4Vp-p

ch1:入力 ch2:出力

シミュレーションどおり、入力が4Vp-pの場合、出力は負側が約-1.5Vでクリップしている。

Q1のエミッタ電位


電源電圧が9Vなのでエミッタフォロワ本体のQ1の動作点を中点の4.5Vに設定している。

出力がクリップしないように入力は2Vp-pで実験。

シミュレーション

Q1のエミッタ電位V(ve)は約4.2Vになっている。

実験

ch1:入力 ch2:Q1のエミッタ電位

Q1のエミッタ電位は4.126Vになっている。

エミッタ電流


エミッタ電流は約10mAに設定している。

シミュレーション

V(ve2)はQ2のエミッタ電位で約1.15V。エミッタ電流はI(R5)は約7.66mA。

1.15V / 150Ω = 7.67mA

実験 Q2のエミッタ電位

Q2のエミッタ電位は実験では1.098Vになっている。

1.098V / 150Ω = 7.32mA

電源電流


電流はかんたんにはオシロで計測できないので、電源VCCに100Ωのシャント抵抗R7を入れて両端の電圧を測定した。

シミュレーション回路図

シミュレーション結果

R7に流れている電源電流は、中心値が約7.5mAで、振幅は3mA~11.5mA程度。

実験

中心値は710.2mVで、7.1mA。振幅は約632mV~約788mVなので、6mA~8mA程度の振幅になる。

振幅が小さいのはデカップリングコンデンサの影響かな?(シミュレーションではデカップリングコンデンサを入れていない)