2015年7月18日土曜日

2出力のヘッドホンアンプ TPA6139A2編 でけた

ケースに収めた


3.3V-5V安定化電源と接続すると、まあまあでかい(^q^;


ヘッドホンアンプ専用の電源ではないので、しかたないかなあとあきらめる

電源とヘッドホンアンプをスタックして、ぴゅんぴゅん3号(http://dad8893.blogspot.jp/2015/04/3vcvs-lpf_29.html)と接続してみた


これで一応ぴゅんぴゅん3号の試聴環境は整った

なんとなく、モバイルシステムっぽくなってきたかな?

TPA6139A2を使ってみて思ったこと

良い点

3.3Vの単電源駆動できて仮想GNDも作る必要がなく増幅率の設定も抵抗1本で済み、外付け部品が非常に少なく済む

また、SSOPなので素子自体の実装面積もコンパクト

値段も安い(258円@共立)

困った点

ノイズが多い

500kHz付近で可聴帯域外なのでヘッドホンで聴く分には問題とならないと思うが、気にするとやはり気になる(^q^;

おそらくIC内部で負電圧を作り出すチャージポンプ回路で発生しているんだと思うが、ヘッドホン出力用のアンプなので、このノイズを低減させる方法はなさそうだ(最終段にLPFを入れるわけにもいかない)

ヘッドホン(や耳)が自然とLPFになっているので割りきるのが良さそう

GNDの扱いに要注意

仮想GNDを使っている自作のMini Mixerと同じ電源(電池)を使って接続すると動作がおかしくなる

まだ、きっちりした実験はしていないが別の電源を使えば大丈夫そうだ

同一電源だとACカップリングを入れてもダメだった

だが、仮想GNDを使いつつカップリング・コンデンサを入れているぴゅんぴゅん3号なら同一電源でもちゃんと動く

いずれちゃんと実験する予定

DIP変換基板を使うと結局でかくなる

せっかくSSOPなのにユニバーサル基板に実装しようと思うとDIP変換基板を使うしかない

「しかない」というわけでもないが、自分のハンダ付けレベルではまだムリそう

もったいない話ですが(^q^;

結局・・・

例えば単電源で動作するマイコンからのPWM出力やDACからの音声信号をそのままTPA6139A2につっこむというような使い方が一番良さそうだ

それもユニバーサル基板ではなくてプリント基板を使うとしっくりする

SSOP(0.65mmピッチ)なのでプリント基板の製造も気をつけたほうがいいかな?

まだプリント基板を焼いたことがないのでなんとも言えないですが


資料等はGithubで公開しています
https://github.com/ryood/HeadphoneAmp_TPA6139A2

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