2016年5月4日水曜日

OTAのNJM13600、NJM13700をシンプルに使う。

出力バッファにNJM13700の内蔵Trを使って、電圧電流変換を抵抗1本でやっても動作した。

回路図

ブレッドボード図


入力はV+とV-を「CtlIN」のPOTで分圧して、R(33kΩ)に入力すること電流に変換している。

出力バッファはNJM13700の内蔵のTrを使った。バッファのエミッタをGNDではなく、V-に接続してTrを動作させている。

出力はマイナス側に偏るので10uFの電解コンデンサと100kΩのRでACカップリングした。

部品数はかなり少なくなった(^q^/

入出力


電源電圧 +5.06V/-5.09V
R1(V→I変換抵抗) 33.18kΩ


入力電圧(V) P1の電圧(V) 電位差(V) 電流(uA) 出力電圧(mV(p-p)
-5.09 -5.07 -0.02 -0.602772755 24
-4.18 -4.17 -0.01 -0.301386377 78
-3.00 -3.91 0.91 27.42616034 1120
-2.00 -3.88 1.88 56.66063894 2320
-1.00 -3.84 2.84 85.59373116 3480
0.00 -3.84 3.84 115.7323689 4680
1.00 -3.82 4.82 145.177818 5760
2.02 -3.81 5.83 175.708258 6960
3.00 -3.81 6.81 205.244123 7680
5.06 -3.79 8.85 266.7269439 8000


バイアス入力電圧 vs 波形出力電圧

バイアス入力電流 vs 波形出力電圧

NJM13700のP1(AMP/BIAS)の電位がマイナスなので、バイアス入力電圧はマイナスから必要だが、電圧で波形の増幅率を制御できている。

(バイアス入力電圧 - P1の電圧)とR1の抵抗値から計算した電流は波形の出力電圧とほぼ比例している。

NJM13700のP1の電圧


電源電圧でP1の電圧が変わりそうなので、電源電圧を変化させて調べてみた。


電源+(V) 電源-(V) 電源差分(V) P1(V)
3 -2.99 5.99 -1.772
4 -4 8 -2.77
5 -5 10 -3.75
6.01 -6.01 12.02 -4.74
6.99 -6.99 13.98 -5.72
8 -8 16 -6.7
8.96 -9 17.96 -7.72
10.03 -10.01 20.04 -8.73




メモ:


バイアス電圧を負側から与えられればV→I変換は抵抗1本で済みそう。増幅率は0からでないとVCAとしては使えない。

抵抗値(R1)で電圧→電流の変換の比率は変えられる。

電源電圧でバイアス電流が変化するが、きちんと安定化できれば大丈夫?

OPAMP+PNPトランジスタの方がV-I変換は確実そう。(GNDレベルは気にしないでいい)


以下、オシロのキャプ画です。



入力電圧 -5.09V

入力電圧 -4.18V

入力電圧 -3.00V

入力電圧 -2.00V

入力電圧 -1.00V

入力電圧 0.00V

入力電圧 1.00V

入力電圧 2.02V

入力電圧 3.00V

入力電圧 5.06V