回路図
ブレッドボード図
入力はV+とV-を「CtlIN」のPOTで分圧して、R(33kΩ)に入力すること電流に変換している。
出力バッファはNJM13700の内蔵のTrを使った。バッファのエミッタをGNDではなく、V-に接続してTrを動作させている。
出力はマイナス側に偏るので10uFの電解コンデンサと100kΩのRでACカップリングした。
部品数はかなり少なくなった(^q^/
入出力
電源電圧 +5.06V/-5.09V
R1(V→I変換抵抗) 33.18kΩ
入力電圧(V) | P1の電圧(V) | 電位差(V) | 電流(uA) | 出力電圧(mV(p-p) |
---|---|---|---|---|
-5.09 | -5.07 | -0.02 | -0.602772755 | 24 |
-4.18 | -4.17 | -0.01 | -0.301386377 | 78 |
-3.00 | -3.91 | 0.91 | 27.42616034 | 1120 |
-2.00 | -3.88 | 1.88 | 56.66063894 | 2320 |
-1.00 | -3.84 | 2.84 | 85.59373116 | 3480 |
0.00 | -3.84 | 3.84 | 115.7323689 | 4680 |
1.00 | -3.82 | 4.82 | 145.177818 | 5760 |
2.02 | -3.81 | 5.83 | 175.708258 | 6960 |
3.00 | -3.81 | 6.81 | 205.244123 | 7680 |
5.06 | -3.79 | 8.85 | 266.7269439 | 8000 |
<追記:2017.07.04>
P1とはNJM13700のPin1の増幅率を決める電流入力端子の意味です。←見返しててわからなかったので追記。
</追記>
バイアス入力電圧 vs 波形出力電圧
バイアス入力電流 vs 波形出力電圧
NJM13700のP1(AMP/BIAS)の電位がマイナスなので、バイアス入力電圧はマイナスから必要だが、電圧で波形の増幅率を制御できている。
(バイアス入力電圧 - P1の電圧)とR1の抵抗値から計算した電流は波形の出力電圧とほぼ比例している。
NJM13700のP1の電圧
電源電圧でP1の電圧が変わりそうなので、電源電圧を変化させて調べてみた。
電源+(V) | 電源-(V) | 電源差分(V) | P1(V) |
---|---|---|---|
3 | -2.99 | 5.99 | -1.772 |
4 | -4 | 8 | -2.77 |
5 | -5 | 10 | -3.75 |
6.01 | -6.01 | 12.02 | -4.74 |
6.99 | -6.99 | 13.98 | -5.72 |
8 | -8 | 16 | -6.7 |
8.96 | -9 | 17.96 | -7.72 |
10.03 | -10.01 | 20.04 | -8.73 |
メモ:
バイアス電圧を負側から与えられればV→I変換は抵抗1本で済みそう。増幅率は0からでないとVCAとしては使えない。
抵抗値(R1)で電圧→電流の変換の比率は変えられる。
電源電圧でバイアス電流が変化するが、きちんと安定化できれば大丈夫?
OPAMP+PNPトランジスタの方がV-I変換は確実そう。(GNDレベルは気にしないでいい)
以下、オシロのキャプ画です。
入力電圧 -5.09V
入力電圧 -4.18V
入力電圧 -3.00V
入力電圧 -2.00V
入力電圧 -1.00V
入力電圧 0.00V
入力電圧 1.00V
入力電圧 2.02V
入力電圧 3.00V
入力電圧 5.06V
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