0.4-0.9MHzなので1MHz弱のクリスタルを使えばいいんだが、これぐらいの周波数の水晶振動子はなかなか売っていない。クォーツ時計用の32.768kHzのものでもだめだった。
多出力クリスタルオシレータ
秋月で「多出力クリスタルオシレータ EXO3(12MHz)」というのが売っていたので試してみた。
使い方はわりと簡単で電源をつないで、ピンで分周比を設定すれば動く。
AVRのヒューズビットの設定が「0.4MHz-0.9MHz」なので
12MHz / (1 / 2^4) = 0.75MHzにEXO3を設定した。
ATMega328Pとの接続
ATMega328Pの方はAVRライタのSPIとRESET線をつないでいる。電源(+5V)もAVRライタから。
クロックの入力は、9Pinにつないだ。ヒューズビットの設定だと「クロック入力」ではなく「水晶振動子」を9Pin、10Pinにつながないとダメそうだが、ダメ元でやってみたら動いた。
ヒューズビット変更前
ヒューズビット変更後
ATMega328Pのデフォルトのヒューズビットにもどしてやった。
EXO3の出力波形
ch1:D(分周波) ch2:F(原振周波数)
波形は綺麗とは言えないが、手軽に周波数を生成できるのでなかなか便利なICだ。
(パスコンを入れたらもう少しきれいになるかな?)
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