2017年1月25日水曜日

スイッチング電源ユニット(DESNSEI-LAMBDA VT-60)のノイズ測定

以前、共立でジャンク品としてDESNSEI-LAMBDA VT-60が380円で売っていたのでとりあえず買ってあったのを思い出したので動かしてみた。


デンセイ・ラムダというメーカーは今はもうなく、TDKに吸収されてTDKラムダという会社名になっているようだ。会社沿革を見ると、平成20年に会社名変更とあるのでDENSEI-LAMBDA名のこれは結構古いものだと思う。

最大出力電流は、
+5V: 5A
+15V: 1.6A
-15V: 0.5A
となっている。

AC100Vを扱うのは初めてなので結構緊張する。5V出力には100Ω/3Wの酸金(50mA/250mW)、±15V出力には220Ω/3Wの酸金(約68mA/約1W)を負荷としてつないで測定してみた。


出力電圧


+5V: 5.00V ※ボード上のトリマーで電圧値を調節可能。
+15V: +15.07V
-15V: -14.97V

出力電圧はかなり正確。

ノイズ測定


5V
電源オフ

電源オン

ノイズは400mVp-p程度で、周波数は625kHz程度。

かなりノイズが乗っているので、1000uFのアルミ電解でデカップリングしてみた。


スパイク状のノイズがまだ乗っている。

±15V
電源オフ

ch1:+15V ch2:-15V

電源オン

プラス側で1Vp-p程度、マイナス側で400mVp-p程度。周波数は180kHz前後。

1000uFのアルミ電解でデカップリング

5Vのときとは縦軸の縮尺がちがうが、こちらは結構きれいになった。

メモ:


安全のため外付けで0.5Aのヒューズを入れたが、実験中に切れてしまった。データ・シートでは4Aのヒューズを使うようになっているので、仕入れてもう少し実験する予定。

何か適当なケースに入れたいが、発火事故の危険を考えると金属製じゃないとだめかな?カネ掛かりそう(^q^;

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