出力電圧
出力電圧は負荷抵抗の両端をテスタ(DCモード)で測定した。
無負荷
±9V: -9.06V / +8.98V
±12V: 未測定
±9Vに100Ω
±9V: -9.07V / +8.98V
±12V: 未測定
±9Vに100Ω ±12Vに220Ω
±9V: -9.07V / +8.98V
±12V: -15.99V / +16.03V
±9Vに47Ω ±12Vに220Ω
±9V: -9.07V / +8.97V
±12V: -15.23V / +15.24V
±に12V出力は±15V~±16V程度と考えておいた方が良さそうだ。
電源ノイズ(±9V出力)
オシロのACモードで測定した。電源のオン・オフは回路にオシロのプローブをあてた状態でコンセントを抜き差しして測定。
無負荷
電源オフ
ch1:+9V ch2:-9V
電源オン
±9Vに100Ω
電源オフ電源オン
±9Vに100Ω ±12Vに220Ω
電源オン
±9Vに47Ω ±12Vに220Ω
電源オンありゃ?なんかブレッドボードで測定した時より悪化している?(参考:「トランスを使った±9V安定化電源 ブレッドボードで実験」)
もう一度ブレボの回路と比較したほうがいいか(@@?
電源ノイズ(±12V出力)←というか±15V出力~±16V出力
±9Vに100Ω ±12Vに220Ω
ch1:+12V ch2:-12V
<追記:2017.03.21>↑これたぶん±12Vの正負を間違えてケーブルを接続して測定してたと思います</追記>
±9Vに47Ω ±12Vに220Ω
こちらは安定化していないのでノコギリ波状の出力変動がはっきり出ている。周波数は120Hzで商用電源の60Hzの倍。ブリッジダイオードで全整流しているのでこうなるのは理屈にあってる。
三端子レギュレータに多く電流を流した方(±9Vの負荷47Ωの方)が安定化前の電圧変動が大きくなるようだ。
三端子レギュレータの表面温度の測定
自作の温度計を使って素子の表面温度の変動を測定した。放熱器をつけているが、素子に直接サーミスタを貼りつけてCPLTで測定してみた。(室温18℃前後)
7809(正電源側)
Cur1で電源On、Cur2で電源Off。971秒で20.4℃上昇し、45.4℃まで上昇。
7909(負電源側)
678秒で16.5℃上昇し、42.5℃まで上昇。
三端子レギュレータは電圧降下分を熱として放出するはずなので、正負が違っても同じ結果になるはず。
きっちりやるなら7809側と7909側を同じ条件(時間や周囲温度やサーミスタの張り付け方など)で測定しないとだめだと思うが、ざっくり見てまあまあの結果かな?
正電源側の温度上昇の方が大きいような気もするが、出力電圧の測定値を見ると三端子レギュレータによる電圧降下は正電源側の方が大きいのでこれでいいのか(@@?
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