秋月の商品説明によると「センターコンタクトをフォーク端子(音叉形)形状とし、 接触の安定化を図りました」とある。
プラグの先端の中まで分解して見たことはないが、型番にFがつかないMP121Cなど普通は円筒系だと思う。音叉型にして少し狭めの形状にしてがっちりホールドするということだろうか?
はんだ付け端子も違う
センターコンタクトの形状だけでなく、プラグカバーの中のはんだ付け用の端子も普通のタイプとは違って、センター用の端子が中央から出ている。
普通のタイプのものは円筒の側面側に偏っているのでケーブルを内側から回すか外側から回すかケーブル径によって悩みつつ切り分けていたが、このタイプだとセンター側のケーブルを外側から回してはんだ付けがしやすかった。端子も肉厚で頼もしい感じ。
UL1007規格のAWG22のケーブルをねじって作ってみた。赤と白でプラス側用とマイナス側用。MP121CFは対応ケーブル経がφ4でAWG22が2本でちょうどの感じだ。がんばればAWG20でも通ると思うが、マル信のDATASHEETによるとMP121CF/5という対応ケーブル経がφ5のものがあるようだ。(秋月には売ってない)
トランスを使った±9V安定化電源とLME49600ヘッドホンアンプを接続。こんなケーブルで音が変わるとも思えないが、がっちり作っておくことで不安材料がひとつ減る。
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