2016年7月11日月曜日

コモンモード・チョーク・フィルターをACアダプタにかけてみる実験。

ACアダプタ等のノイズが取れそう、ということでずいぶん前にサトー電気で買っておいたのを見つけたので実験してみた。SCHAFFNERのEV20-1.0-02-3M9というもの。

コモンモードフィルターの仕組みはよくわかっていないがTDKとか村田製作所のWebページで解説されている。

ACアダプタは使わなくなってその辺にしまっていた12Vのやつ。


ノイズを計測


コモンモードフィルターは入れずに、ACアダプタの出力に1kΩの抵抗をつないで両端をオシロで見てみた(AC結合)。


電源を繋がないで単に1kΩの抵抗を測定。


上記2つの差がACアダプタが発しているノイズになる。

コモンモードフィルターを入れてみる。


入力側

出力側

かなりノイズが軽減された感じだ。

電池と三端子レギュレータを使った「5V-3.3Vの安定化電源」でノイズレベルを測っていたので、比較してみると、コモンモードフィルターを通してやればACアダプターでも電池と比べて激しく劣るというわけでもないようだ。

だいたい1msごと(1kHz)のリプルとスパイクノイズが出ている。可聴帯域なのでこれはできれば除去したい。

コンデンサを入れてみる。


0.1uFの積セラとフィルムコンデンサー、1uFのフィルムコンデンサーをコモンモードフィルターの出力側と入力側に入れて比較してみた。

入力側

0.1uF 積セラ
(記録し忘れ)

0.1uF フィルムコンデンサー

1uF フィルムコンデンサー

出力側


0.1uF 積セラ
20160710_031602.png

0.1uF フィルムコンデンサー

1uF フィルムコンデンサー

コンデンサーだけ


コモンモードフィルターを使わないで、Rと並列にコンデンサを入れただけの状態でも計測してみた。高周波はコンデンサを通るのでRの両端のノイズは減るはず。

0.1uF 積セラ

0.1uF フィルムコンデンサー

1uF フィルムコンデンサー

抵抗1本の負荷だとコンデンサーだけでもかなりノイズは減らせる。

正直コモンモードフィルターを使った方がいいのかわるいのかよくわからない事態になってしまった。(^q^;;;