2017年11月3日金曜日

Tr回路の実験 2SC1815のスパイスモデルを変更

2SC1815のspice modelはWebに上がっていたものを使っていたようだ。「電子回路シミュレータ PSpice 入門編」の付録のCD-ROMに入っていたモデルに変更したら、実験結果と似たようなシミュレーション結果になった。

たぶん、デバイス名が2SC1815じゃなくてQC1815になってしまうのがイヤで「PSpice 入門編」のものは使わなくなっていたのだ思います(^q^;



エミッタ接地+エミッタフォロワのシミュレーション


シミュレーション回路図

<LTSpiceのインストール先>\LTC\LTspiceIV\lib\cmp\standard.bjt

に付録のspice modelを追記。

Q1とQ2のデバイス上で右クリックして出て来るダイアログの[Pick New Transitor]で[QC1815]を選択した。

過渡解析



前回の実験結果とまずまず似たシミュレーション結果になっていると思う。

ベース電位Vb

負荷抵抗RLが68Ωの時のQ1のベース電位Vbが歪むのもこのspice modelだとシミュレーションできている。

AC解析



前回のシミュレーション結果は相当あやしい周波数特性だったが、こちらはこんな感じなんだろうな~と思える特性。

実験結果と同じ縮尺でシミュレーションしてみると


緑の線が負荷抵抗RLが470Ωの場合で2MHzのとき6.5dB弱になっていて実験結果と1dBぐらい違うがまずまずだろう。前のspice modelでのシミュレーションだと-7dBぐらいになっていた。

ステップ応答


実験と同じく100kHz/1Vp-pの矩形波を入力として過渡解析してみた。電位が定常状態になるように

.tran 0 10000us 9980us

として、10ms後からのシミュレーションにした。

シミュレーション回路図

過渡解析

ディティールは異なるが、まずまずシミュレーションできていると思う。

次からはこのspice modelを使っていこうと思います。