2015年6月16日火曜日

ヘッドホンアンプ用IC TPA6139A2を使ってみた

2出力のヘッドホンアンプをどうしようか迷っていた

用途としてはイベントでお客さんにヘッドホンで聞いてもらいながら
売り子さん(←ryoodのこと)が別のヘッドホンでモニタリングしながらデバイスを操作する

ボカロPさんとか曲を出品されてる方でも試聴用に使えないかなと思っている

持ち運びに重いのはいやだからできるだけコンパクトで軽く

スマホにつないでふたりで聴けるやつ
←自作の曲を飲み屋のおねえちゃんに聴いてもらうという二次的な目的もある

ん?二次ではなくて三次か(^q^?

で、音質は多少犠牲にしても音量が稼げるというものを想定

TPA6139A2

DATASHEETを見ると3.3V駆動、1チップでStereo出力
外付け部品は猛烈に少なくて済む、となかなか素晴らしい

SSOPという0.65mm間隔の足の並びだが、こないだ初めてやった引きはんだがうまくいったので
「Arduinoでデジタル・ポテンショメータメーター(AD8403)を使ってみた」
http://dad8893.blogspot.jp/2015/05/arduinoad8403.html
調子に乗って使ってみることにした


はんだ付けは多少こねくり回したがたぶんうまくいったはず

指でチップを押さえてたが多少「あちぃな」ぐらいの範囲ではんだ付けした

Application Noteに載っている回路そのままで
Android Tabletのアプリ「Keuwl Dual Channel Function Generator」から
1kHz正弦波を出力して、自作のLPF(http://dad8893.blogspot.jp/2015/04/lpf_6.html)を通して入力してみた



WaveSpectaraでスペクトルを見てみる

入力(Tabletのファンクションジェネレーターの出力+LPF)

THD: 0.06299%
THD+N: 0.06574%

出力(TPA6139A2の回路を通した)


THD: 0.0907%
THD+N: 0.11285%

増幅しているのでこの程度の劣化は優秀な方かな?

思ったこととか

いくらSSOPで素子のサイズが小さくても、変換基板を使うと巨大化してしまう

同じ14PINでもまだDIPの方がサイズが小さい(^q^;

値段は共立で300円以下だったが(http://eleshop.jp/shop/g/gE8K413/
フィルムコンデンサを使うとコンデンサだけで500円以上かかってしまいます

出力が25mWなので2つのヘッドホンをちゃんと駆動できるのか?

できないとするとTPA6139A2を2個使うことにするとコンデンサだけでプラス300円前後(かな?)かかるので、パスコン系の1uFのところは積セラで、入力のDCカット用のコンデンサも1uFに下げてもいけるかな?

安定化しないで単三2本で駆動してやって、どれぐらい安定動作するのか?

あと、DATASHEETはちゃんと読んでないが、なんとなくもしかすると反転出力かもしれない・・・

スペックは妥協して音量重視(ヘッドホンの駆動力重視)でもう少し調べてみたいと思います

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