2015年12月6日日曜日

ヘッドホンアンプICのTDA1308を使ってみる

等価回路

オペアンプの初段によくある回路(差動アンプ?)みたいなのがあって出力段にMOS-FETがついている。ヘッドホンアンプICとなっているが、なんかOPAMPの出力増強版みたいな気がする。

ピン配列も普通のDual OPAMPとコンパチだ。

DATASHEETに載っていた回路のテストをしてみた。


回路構成はOPAMPの反転1倍増幅回路みたいな感じだ。

5V単電源で、仮想GNDは抵抗分圧のみ、出力はC3、C4のACカップリングでDC成分を除去している。

ブレッドボード図

負荷抵抗(RL)は33Ωにした。

入出力

iPad3のFunction Generatorで波形を出力してオシロで見てみた。

1kHz Sin波

ch1:出力 ch2:入力

なんとなくノイズが取れている感じだ。

オシロにch1とch2を演算して出力するMath機能というのがあるので試してみた。


M:A-B (20.0mV/div)

差分を見るとデジタル歪みたいだが、オシロの分解能でたまたま離散的な感じになっているのかもしれない。よくわからない(^q^;

まあ、でも高次のノイズはとれてそうだ。

1kHz ノコギリ波

ch1:出力 ch2:入力

カーソルで測定: ch2の山→ch1谷の遅れ: 0.344ns (2.907kHz)

位相が反転してさらにちょっと遅れてるようだ。Sin波の時は波形が反転してないんだがどういうこと?計測の仕方を間違えてるのか(@@;

出力のノコギリ波の斜めの線がCの充電の時のようなふっくらしたカーブになっている。ACカップリングのCの影響かな?

出力のACカップリングのC(回路図のC3,C4)の入力側で計測


ch1:C4の+側 ch2:入力

c1のVk(RMS)が2.535VになっていてDC成分が載っている。45度ぐらい位相が遅れてる。

X-Yリサージュというのも出せるのでとってみた。


入力vs出力


入力vs出力のACカップリングの直前

ふっくらしてるほうが位相差があるのかな?リサージュの見方はよくわかってない(^q^;


矩形波だけのファンクションジェネレーターで矩形波を観測


1kHz Duty:50%

ch1:出力 ch2:入力

位相差は無いようだが

1kHz Duty:25%

ch1:出力 ch2:入力

Dutyを25%にすると反転?やっぱなんか計測方法間違えてる気がする(@@

スッテプ応答




ch1:出力 ch2:入力

SQR FGの出力を1Vp-p程度に絞っているので元の波形からなまっているが・・・

普通のOPAMPのボルテージ・フォロワーで同じ条件にして比べないとわからないか。

両電源


今回は単電源でやってみたが、TLE2426を使えば部品数をあまり増やさずに両電源にできそう→出力のACカップリングが不要になる。

そのうちやってみる予定。

音質はわからないが、TPA6139より扱いやすそうだ。


メモ:


矩形波だけのファンクションジェネレーターの出力を抵抗で分圧してレベル調整すると波形がなまるのは、やっぱりちょっと使いにくい。

POTの抵抗値を下げたりするとましになったりするかなぁ?何かアイデアがあれば教えて下さい。

AVRの駆動電圧を可変にして動作許容範囲内で電圧を調整する手もありそうだが、LCDとのからみもあるし作り直しになりそう(TqT