※実験される場合、負荷抵抗は定格が数ワット以上のものの使用をおすすめします。
シミュレーション回路図
ブレッドボード図
負荷抵抗を上げた場合のスイッチング歪
あんまりわからんだろうと思っていましたが、負荷抵抗を10Ωにするとスイッチング歪が出ました。
信号源: PCM5102Aファンクションジェネレータ+4次バターワースLPF
電源電圧: +4.55V / -4.62V
負荷抵抗33Ω
ch1:入力 ch2:出力
負荷抵抗10Ω
ch1:入力 ch2:出力
負荷抵抗を10Ωにすると正側で出力が飽和していますが、0V付近でスイッチング歪がでています。←ちょっとガタッとしている。
10Ωというと随分小さな値にみえますが、スピーカーを駆動することを考えると負荷は8Ω~4Ω程度。
10Ωで1Vrmsだと0.1Wクラスと、スピーカーを駆動するアンプとしては随分非力なものになります。
入力に入れた発振防止用のR1
シミュレーション回路図でR1(100Ω)を入れています。これは発振防止用のもので、条件が良ければなくても動作します。
信号源: AD9833ファンクションジェネレータ(バイパス出力)
電源電圧: +4.55V / -4.62V
R1あり(負荷抵抗:33Ω)
ch1:入力 ch2:出力
R1短絡(負荷抵抗:33Ω)
ch1:入力 ch2:出力
見事に発振してしまいました(^q^;
これだけ激しく発振した場合は発見も容易ですが、少しだけ発振している場合などはノイズにまみれて発見が難しいのではないかと思います。
使ったTrの特性
AVRトランジスタ・テスタで測定
Q1(2SA1015): B:291 Vf:658mV
Q2(2SC1815): B:413 Vf:685mV
Q3(2SC1815): B:275 Vf:697mV
Q4(2SA1015): B:310 Vf:653mV
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