2015年9月23日水曜日

リズムマシンの全体の構想


シーケンス入力用の基板は作ったが、これだけだとトラックごとの音色の変更ができないので、音色設定用のロータリーエンコーダーをあと3つ乗せた基板を作ることを考えた。

普通のPOTだと音色トラックを切り替えた時に設定値がおかしくなる(上書きされる)。DTMでMIDIコンを使っていてもよくあるけど。

配線の色分けは赤と黒は電源ライン。黄色はI2C/SPIのクロック、オレンジはI2C/SPIのSDA/MOSIにした。青はSPIのSSだ。

各基板の機能

1) Sequencer Board


このあいだ作った基板で、I2C接続

  • 下に並んでる8個のタクト・スイッチでシーケンスを入力。
  • 一番右のタクトスイッチはシーケンスの1-8、9-16を切り替える。
  • 右上の2つのPOTで、テンポとマスターボリュームを設定。
  • 左のロータリーエンコーダーでトラック(Kick、Snare、Hihatなど)を切り替える。
  • ロータリーエンコーダーの押し下げでシーケンスの再生(Run/Stop)を切り替える。

ToDo:

  • Runモードの時に下部のLEDを流れるように点灯させて再生中のノートを表示。(ナイトランナーナイトライダーみたいなやつ)
  • 再生中のノートはマスターから送ったほうが良さそうなので、I2Cのスレーブ送信・受信をの両方を実装する必要がありそう。

2) Ext Board


I2C接続(スレーブ送信)

  • 3つのロータリーエンコーダーで各トラックのLevel、Decay、Toneを設定。
  • 4つのSW & LEDはまだ決めてないが、シーケンスのパターンを切り替える用途に使えないかな?あんまり複雑にしたくないけど。
  • この基板もAVRを乗せてI2Cスレーブとして動作させる予定。


3) SPI Graphic LCD

128×64のグラフィックLCD。SPI接続

  • 使う予定のLCDが3.3V駆動なので、全体を5V駆動させた時に3.3Vで動作させるためにリニアレギュレータを入れておく。
  • SPIの信号線も5V、3.3Vを切り替えられるようにRで分圧する回路も入れる。前やった実験を参考(Rの分圧で5V->3.3Vレベルシフト(片方向)
  • 切り替えはRをジャンパーでショート

4) DAC & LPF

SPI接続

PSoCを使うならDACは内蔵のものを使えばいいが、ArduinoとかNucleoとかでも使えるようにSPI接続のDACを使う予定。

5) PSoC 4 Prototyping Kit


製作途中はPSoC 4 Pioneer Kitを使う予定だが、最終的にはPSoC 4 Prototyping Kitを使う予定。

6) Pwr Supply

3.3Vまたは5Vの電源


整理してみるとまだまだやらないといけないことがあるもんだなあ(^q^;;;

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