ありあわせのケーブルで途中で変換コネクタを使ったりして接続すると、おそらくグランドループに起因すると思われるノイズが出て途方にくれていましたが、専用にケーブルを作り直したりしているうちにノイズが気にならなくなりました。
やったことは、「ケーブルの途中で変換コネクタを使わなくする」ことと「オーディオ信号が通るケーブルは短くする」ことぐらいです。短くすると言っても2~3メーターのケーブルもあります。
ケーブルのグランド線を切ったりしてグランド線のループを切ると改善することもあるらしいですが、そういうことはやっていません。
このあたりのノイズは、苦手な電磁誘導が原因らしいので、後々経験を積んで理屈と照らし合わせて行きたいと思います。
CV/GATE信号を同期させるラッチ
MIDIチャンネルごとのGATEのずれを、Dフリップフロップで吸収することを考えて実験しました。
接続図
同期の方法として
1) ArduinoからGATE信号を出力してDフリップフロップが4回路入っている74HC175に入力
2) ArduinoからCV値をSPI経由で出力してDACのMCP4922に入力
3) Arduinoからラッチ信号を出力して(接続図のArduinoのD9から出ている青色のケーブル)、74HC175とMCP4922を同期させて出力
という手順を考えたのですが、うまくいきませんでした。
スッキリと説明できないのですが、MIDIの通信速度が遅すぎてチャンネルごとのGATE/CVを同期させようと思うと数ミリ~数10ミリ秒キザミの精度になってしまいます。
メリットがはっきりしないので、Dフリップフロップによる同期は今回は保留します。
CV信号にかけるLPF
接続図のようにMCP4922の出力にパッシブのRLCローパスフィルタ(2次)をかけました。出力をドライブするために単電源OPAMPのNJM3404のボルテージフォロワを後段に入れています。
コンデンサーの容量を大きくすると波形がなめらかになってポルタメントがかかっているようになるのですが、定数を決めるのが難しいのでLPFも保留します。
トランジスタアレイによるLEDのドライブ
GATE信号を使ってLEDを発光させるためにトランジスタアレイのTD62003を使いました。これは入れておいた方が良さそうです。
メモ:
ノイズの改善と今回実験した回路の因果関係がはっきりしないので、もう少しテストする予定です。
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