2020年7月12日日曜日

オペアンプ・チェッカーの製作(Analog Discovery 2利用)

回路図

基板図

部品面

ハンダ面

注意点

使った基板は秋月のC基板のサイズですが、秋月のC基板では2列L型ピンソケットをAnalogDiscovery2に挿せるように配置できません。サンハヤトのICB-288Gを使用しました。これは秋月のC基板よりホールが1列多く、基板のフチ近くまでホールが開いています。

AnalogDiscovery2のSupplyの負電源を0V(GND)にすれば、単電源での測定もできると考えていましたが、WaveForms(3.12.2)では負電源は-500mVまでしか設定できませんでした。外部電源を使って、負電源のピンヘッダとGNDピンヘッダをジャンパで短絡すれば単電源での測定もできると思います。


NJM4580の測定


負荷抵抗:RL=2kΩとして測定しました。電源電圧はAD2から±5Vを出力しました。過渡応答は100kHzの矩形波で観測しました。

1倍増幅


反転回路の帰還抵抗
R1=1kΩ
R3=1kΩ

非反転回路の帰還抵抗
R2=オープン
R4=ショート

反転増幅 AC特性

非反転増幅 AC特性

反転増幅 過渡応答

非反転増幅 過渡応答

2倍増幅


シミュレーションでは3倍増幅にしていましたが、手持ちの抵抗で3kΩのものがなかったので2倍増幅にしました。

反転回路の帰還抵抗
R1=1kΩ
R3=2kΩ

非反転回路の帰還抵抗
R2=1kΩ
R4=1kΩ

反転増幅 AC特性

非反転増幅 AC特性

反転増幅 過渡応答

非反転増幅 過渡応答

LTSpiceによるシミュレーション


1倍増幅、2倍増幅についてLTSpiceでシミュレーションしました。

シミュレーション回路図

AC解析

過渡解析

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