2021年9月22日水曜日

PT2399 Echo (Eurorack仕様)の製作 その2

パネルに取り付けました。



PT2399 Echoを2台使ってピンポンディレイをやってみたいので、入出力はそれぞれ2系統にしました。出力は基板からは1端子しか出していないので、ジャックを2個並列に配線しています。

逆相出力


回路図

INV_OUTはPT2399のDelay音を逆相で原音とMIXするものです。原音は同相のままです。パルス波を入力してOUT(同相)、INV_OUT(逆相)出力を観測しました。

入力は5Vpp/2msのパルス波、Delay最小、DRY/WET最大です。

Feedback=最小

C1:OUT C2:INV_OUT

Feedback=3/4程度

C1:OUT C2:INV_OUT

Feedback=最大

C1:OUT C2:INV_OUT

0msの波形は原音でOUT、INV_OUT同相ですが、後続のDelay音は逆相になっています。

モノラルのシンセの出力をPT2399 Echoに入力し、PT2399 Echoの出力をPanで左右に振ってやるとステレオ効果が得られました。いままでずっとモノラルで聴いていたのでベタなステレオ化でも新鮮な感じです。

PT2399について参考


ELECTRO SMASH PT2399 Analysis

Princeton Technologyのデータシートは読んでもよくわかりません。こちらのサイトは動作機序について丁寧に説明されています。


外付けのコンデンサについて考察・実測されています。PT2399の互換品?についても触れられています。

トランジスタ技術 2015年8月号

PT2399やBBDについての記事があります。今回はこちらの記事を参考に製作しました。

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