2015年12月15日火曜日

電池電源をUSBコネクタでモバイルバッテリー化(メモ)

USB-Aのピン配列


microUSB-Bのピン配列


急速充電

知らなきゃ損するiPhone、iPad、Android、タブレットなどの急速充電の仕組み」で詳しく解説されていました。

1行でまとめると「D+とD-を200Ωの抵抗で接続すればOK」

手持ちの充電用のACアダプタをチェック

HUAWEI p8lite付属のACアダプタと、usb充電器 RAVPower 24W 2ポートをテスターでチェックしてみました。


機種 Vbus電圧 D+電圧 D-電圧 D+-D-抵抗
p8lite付属 5.06V 0v 0V ショート
RavPower 5.29V 2.84V 2.84V 絶縁

仕様が違うようです。RAVPowerはiPhone、iPad対応ですが、android機種も充電できます。

自作の5V-3.3V安定化電源から給電して実際にスマホ/タブレットを繋いでテストしてみました。
液晶が割れてしまっているAsus MemoPad 7、Hauwei p8lite、 iPad3です。


D+/D-間に200ΩのR


機種 電流 充電
MemoPad7 0.490A
p8lite 0.455A
iPad3 0.664A

D+/D-を開放

機種 電流
MemoPad7 0.359A
p8lite 0.333A
iPad3 0.095A 不可

iPad3は200ΩのRを入れないと充電できないようです。たまたま0.644Aしか流れていませんが、iPadのACアダプタの定格は2Aなので放熱器をつけない1.5Aのリニアレギュレータでは危ないのでiPadの充電はあまり考えないことにします。

Huawei p8liteは充電完了予測時間が表示できるので、付属のACアダプタと実験回路の両方見てみると、「4時間16分」と「4時間9分」になりました。

Huawei p8liteは充電できそうです(^q^/

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