電源電圧を±5V、OPAMPをNJM4580、CRの定数を手持ちのものの値に変更して再度シミュレーション。
回路図
AC解析
配線図
NJM4580の片チャンネルだけ使って実験してみた。
実測値
名称 | 実測値 | 備考 |
---|---|---|
R1 | 992.4Ω | |
R2 | 19.992kΩ | Q設定 |
R3 | 9.843kΩ | |
R4 | 9.987kΩ | |
R5 | 14.887kΩ | 周波数設定 |
R6 | 14.904kΩ | 周波数設定 |
C1 | 9.766nF | |
C2 | 9.747nF |
WaveGeneとWaveSpectraで周波数特性を測定
WaveGeneのユーザー波形でサンプル数32768のFLATSWEEP_032768.WAVを読み込ませ、WaveSpectraのFFTのサンプル数を32768、窓関数を「なし(矩形)」にして測定した。計測の途中で入力オーバーで歪んだりしたので入出力レベルを調整した。なので、レベル(RMS)に関しては正しく見れない。
Loop Back (オーディオインターフェースの入力と出力を直結)
いつもの通り高域で出力レベルが落ちている。「オーディオ・インタフェースの出力特性の劣化?(TASCAM US-144MKII)」でオシロを使ってUSBオーディオインターフェースからの出力を見る実験をして、オーディオインターフェースの劣化かな?と思っていたが、「迷走の果て・Tiny Objects」さんの「AD9850 DDSモジュールを試す(9) またまたフィルタの変更とsinc関数」の記事を読むと、もしかするとDAC特有の問題が原因かもしれない?という気がしてきた。
R5、R6の値を変えて周波数を変更
R5 = R6 = 15kΩ、R2 = 20kΩ
理論値で、fc = 1 / (2 * pi * C * R) ≒ 1061.6(Hz)LPF
BPF
HPF
LP/BP/HPでカットオフ周波数/共振周波数がちょっとずつずれている。
R5 = R6 = 1kΩ、R2 = 20kΩ
fc = 1 / (2 * pi * C * R) ≒ 15,924(Hz)実測値:
R5: 991.5Ω
R6: 989.2Ω
LPF
BPF
HPF
R5 = R6 = 100kΩ、R2 = 20kΩ
fc = 1 / (2 * pi * C * R) ≒ 159.24(Hz)実測値:
R5: 99.69kΩ
R6: 100.46kΩ
LPF
BPF
HPF
R2の値を変えてQを変更
R5 = R6 = 15kΩ、R2 = 1kΩ
実測値:
R2: 989.2Ω
R5 = R6 = 15kΩ、R2 = 10kΩ
実測値:
R2: 9.895kΩ
R5 = R6 = 15kΩ、R2 = 100kΩ
実測値:
R2: 99.67kΩ
R5 = R6 = 15kΩ、R2 = Open
R2を取り去ってみた。Qはかなり上がるが、発振はしない。安定してるな~
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