その後、RS-Onlineの方が安いことがわかって悲しくなりました(^q^;
コンパクトで場所をとらないのがいいですね。
BNC拡張ボードも一緒に購入しました。
x10のオシロのプローブが使えるので、波形測定のScope機能でまともに測定しようと思ったらBNCボードは必須だと思います。波形生成のWavegen機能の方はBNCコネクタとICクリップでケーブルを作製しました。
波形測定はAC/DC結合、波形生成は出力インピーダンス50Ω/0Ωをジャンパーで切り替えられます。高周波などでインピーダンス整合をとって波形出力することも可能だと思います。
トランジスタのVCE-IC特性の測定
使い方に慣れるためにDESIGN SPARKにAnalog Discovery 2のチュートリアルがあったので、これにならって2SC1815GRのコレクタ-エミッタ電圧VCE vs コレクタ電流IC特性を測定しました。
回路図
接続の様子
いつもはfritzingで作図していますが、今回は描きにくかったので省略しています。
せっかくBNCボードがあるのに使用していないのには理由があります。Analog Discovery 2自体は差動入力で測定できますが、BNCボード上でC1-とC2-が短絡されています(AD2のGNDとは短絡していないようです)。このため、BNCボードを使うと回路図のようにGNDから浮いた2点を測定するのが難しくなります。
BNCボードを使った場合は普通のオシロと同じように、シングルエンドと思ってプローブのGNDを扱ったほうが無難だと思います。
WaveFormsによるVCE-ICの測定(Wavegen)
WaveFormsによるVCE-ICの測定(Scope)
画像の右側のグラフがVCE-IC特性です。Scopeの測定結果をもとに、時間軸を外して、VCEとICをExcelの散布図のようにプロットしたものです。
2SC1815のVCE-IC特性(DATASHEETより)
このグラフは2SC1815のDATASHEETに載っているもので、IB=0.2[mA]~6.0[mA]のグラフですが、今回のAD2での測定はIB=0.2[mA]以下の測定です。
VCE-IBの測定
IBがどれぐらい流れているかも測定しました。
回路図
接続の様子
WaveFormsによるVCE-IBの測定
右側のグラフを見ると、0[uA]~180[uA]程度のIBになっています。したがって、VCE-ICはDATASHEETの一番下のトレース以下の小電流での測定結果ということになります。
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