2次VCVS LPF
回路図(LTspice)
AC特性のシミュレーション(LTspice)
VCVSフィルターは高周波数で利得が上がります。これを実際のデバイスで測定できるかどうか。
Waveforms: Network
ブレッドボード配線
測定しているようす
Wavegenで±5Vの正弦波を出力し、Scopeで観測しました。またスタンドアロンのオシロ(OWON SDS7102)でも観測しました。
10kHz
20kHz
30kHz
50kHz
Analog Discovery 2の電源
AD2は±5Vまでの電源も出力できますが、OPAMPを使うときは注意が必要です。±5V電源で±5Vの波形を出力すると出力がクリップしてしまいます。
±5V電源で±5Vppのサイン波を出力してOPAMPを通した波形
OPAMPはNJM4580DDを使用していますが、波形端で出力が反転しています。このため上記の実験では±9Vの外部電源を使用しています。もちろん、±1Vppなど振幅が小さければAD2の電源を使って問題ありません。
8次MFB LPF
ベッセル特性の多重帰還LPFです。回路図(LTspice)
AC特性のシミュレーション(LTspice)
Waveforms: Network
50kHz付近で位相が暴れているように見えますが、180°以上遅れているためにグラフがプラス側のプロットになっているためです。周波数特性と同じく200kHz付近までは測定できているようです。
ブレッドボード配線
測定しているようす
100kHz
200kHz
8次ともなるとスパッと切れますね。
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