秋月の「NJM317使用可変安定化電源キット」を使って可変直流電圧源を製作しました。
部品表
安定化電源 | 秋月 | AE-KIT45-317 |
デジタル電圧計 | DER EE | DE-2645 |
ケース | タカチ | SW-100S |
可変抵抗 | - | 2kΩ/B |
可変抵抗 | - | 100Ω/B |
トグルスイッチ | - | SPDT |
もとの電源は18650を4本直列にしています。18650はフル充電でだいたい4V程度ですので、合計16V、安定化後14V程度までは出力できます。ACアダプタも使えますが、バッテリー駆動のほうが小回りが利いて便利だと思います。
ケース加工
プラケースでも四角い穴をあけるのは大変ですが、仕上げが多少雑でも電圧計をはめてしまえばわかりません。
ケース背面(ヒートシンク側)には通気孔をあけています。(効果はわかりませんが)
内部配線
ケースはタカチSW-100がジャストサイズだと思います。
キットでは半固定抵抗を実装するようになっているところに、2kΩ/Bと100Ω/Bのパネル取り付けタイプの抵抗を直列に接続しています。2kΩで「粗」100Ωで「精」で出力電圧の調節ができます。普及品を使ってますが、分解能が良くないので、0.01V単位の調節は少しつらいかも?使いやすさを追求するなら小径の通信機用を使ったほうがいいかもしれません。
発熱
100Ω/3Wの酸金を2本並列にしたもの(50Ω)を負荷として、5V出力時のNJM317の表面温度を測定しました。5V/50Ω=100mAの出力で、抵抗1本当たりの消費電力は(5V×5V)/100Ω=0.25Wです。
10分ほど通電してNJM317の表面温度は50℃程度でした。
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