上のこにあげたのもA47構成だったが、あんまり使ってもらえてないみたいだ。
上のこは今はソフトウェアに興味があるみたいだが、いつか電子回路に興味を持ってくれればと思っている。
下のこは小さいころから工作好きだったので、自分で作ったりするようになってくれという動機のめんどくさいおっさんのプレゼントの構想
凝った構成だと作ってる余裕がなさそうなので今回もA47にする。
A47というのは基本的には非反転増幅回路とボルテージ・フォロワーを組み合わせた回路だが、フィードバックの仕方とか出力に入れるRの入れ方がなんか不思議な構成の回路だ。
LTSpiceでシミュレーション
オリジナルは電源(ACアダプタ?)をTLE2426で分圧してBUF634で増幅しているみたいだが、今回は単4×2で3V、これを2個使って両電源を構成する予定。
入力は10kΩ/AカーブのPOTで分圧して音量を調整。入力のHPFは1uF/47kΩにした。
fc = だいたい3.4Hz最初のOPAMPの非反転増幅回路で
1 + (2.2k / 8.2k) = だいたい4.7倍に増幅する。→増幅率は電源電圧との兼ね合いで考える。
出力には32Ωのヘッドホンを2個つないだ感じで32ΩのRloadを2個つないだ。
過渡解析
グラフの下側
青色のV(n004)は入力した1kHz/0.3Vのサイン波を10kΩのPOTで分圧した電圧(だいたい0.15V)だ。
緑色のV(out)は出力波形。0.15V×4.7=0.705Vなので少し足りないがまあまあ計算通り。
グラフの上側
電源から流れ出す電流もシミュレーションしてみた。プラスマイス2.0mAぐらいだ。
こんなに少ない消費電流だと単4電池(750mAh)でもつけっぱで375h=だいたい15日ぐらい持つ計算になる
実際にテストしてみないとわからない値です。
AC解析
青色のV(n004)が入力の分圧後の値で、-6dBなのでだいたい0.5倍
緑色のV(out)が出力電圧で、7dBなので2.23倍で、AカーブのPOTなら3時方向ぐらいに合わせると電圧で2倍増幅ぐらいになりそう
増幅率を設定するRはピンソケットで差し替え可能にすることにしてユニバーサル基板で組んでしまう方向で考えようかな?
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