F446RE
STM32F446xC/EのDATASHEET(en.DM00141306.pdf)を見てみると、一部ピンは絶対定格で最大4.0Vとなっている。
VinのFTとFTfピンは最大値が「VDD+4.0|V」となっているが、TTaピンやその他のピンは「4.0|V」となっている。
ピンの仕様の略称は、
となっていて、FT/FTfは「5V tolerant I/O」、TTaは「3.3V tolerant I/O directly connected to ADC」となっている。
F446の場合、電源系とBOOT0以外は基本的にFT/FTfだが、
とPA4、PA5は「TC」となっている。「TC」の説明はざっと見た感じでは見当たらないが、FT/FTfピン以外は5Vトレラントではない。
F303K8
STM32F303x6/x8のDATASHEET(en.DM00092070.pdf)より。
絶対定格
こちらもTTaやその他のピンは最大「4.0|V」となっている。
ピンの略称
こちらはTCの説明があり、「Standard 3.3V I/O」となっている。
各ピンの仕様はTable14にあり、5VトレラントのFT/FTfとなっているピンは多くはない。Nucleo F303K8は基本的に5Vトレラントではないと思って取り扱ったほうが良さそうだ。
5V系からのレベルシフトが必要になった時に、FT/FTfピンを(よく考えて)使うのが良さそう。
出力ピンの短絡
出力ピンをGNDに短絡した場合の保護については、DATASHEETの分量が多いので読み切れない。
少なくとも出力系(特にアナログ出力)に設定したピンは短絡についても注意が必要だと思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿