Dual OTA VCAは自作の回路の中では規模が大きくユニバーサル基板ではんだ付けするのはなかなか大変です。純粋なアナログ回路で他でも使うことがありそうなので、様子見も兼ねて発注しました。
PCBgogoの中の人にGoogle+でフォローしていただいていてるので発注先はPCBgogoにしました。
発注
10cm×10cmまでは製造費が同じようなので、基板サイズと枚数(10枚)だけ指定して、他はデフォルトの設定で自動見積もりしました。
あとはガーバーデータをアップロードして配送先を登録するんですが、配送先の登録フォームの挙動がよくわからず、意外と手間取りました(^q^;
製作費は\1,200で、配送料、Paypalの手数料など合計\2,745でした。割引クーポンもあったようですが今回は気が付かず未使用です。
ユニバーサル基板ではんだ付けすると、実働4時間/日で3日ぐらいかかるので時給を最低賃金あたりの\850とすると
\850×12時間=\10,200
となるのでうまく行けば1枚でも十分元がとれそうな感じです(^q^/
Board Design
Dual OTA VCAはユニバーサル基板ではんだ付けするためにEagleで基板図を作っていたので、シルクパターンを見やすいように修正して、裏面をベタGNDにしました。(Eagle 8.7.1)
修正後RatsnestとDRC checkは再度行いました。DRC ruleはデフォルトのままです。
ベタGNDの作成方法は「EAGLEの使い方 パターン図編」を参考にしました。
Eagleからガーバーデータを出力
プリント基板の発注は初めてなので(自分で焼いたこともない)Web上の記事を参考におっかなびっくりです(^q^;
EagleのBoardウィンドウから[File]-[CAM Processor..]を選択。[CAM Processor] Dialogが開くので、[CAM jobs]でgerb274x.camを選択し、出力しました。
次に同じようにDrillデータを
excellon.camを指定して出力しました。これらをまとめてrarで圧縮して入稿しました。(入稿と言ってもブラウザでアップロードするだけです)
プリント基板到着
2018年3月28日入金で、3月30日発送、到着は4月2日でした。
段ボール箱に収められていて、中の梱包もしっかりしています。
表面
裏面
元はユニバーサル基板で組んでいた回路ですが、プリント基板にするとなかなか立派な感じがします。
ユニバーサル基板でテストしたときのテスト表を使って端子間の導通/絶縁を一通りチェックしましたが、問題はありませんでした。←あたりまえか(^q^;
ベタGNDは、無駄に浮いてる島があったりして気持ちが悪いですが、これはわたくしが作ったデータのせいです(^q^;
はんだ付けしてKIK01に使っているユニバーサル基板で組んでいるものと差し替えてテストしてみたいと思います。
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