I2Sの実験用にAliExpressで安く出ていたので買ってみたのですが、「TDA1543」ではなく、A付きの「TDA1543A」でした。
最初パチもんをつかまされたかと思いました。「A」がつくかつかないかでデータ転送のフォーマットが違うそうです。
TDA1543
TDA1543A
TDA1543はPSoC 5LPで使ったことがあるので検証しました。
検証用のPSoC 5LPのプロジェクト
https://github.com/ryood/TDA1543A
ブレッドボード配線図
出力波形
TDA1543
ch1:AOR ch2:AOL
TDA1543A
ch1:AOR ch2:AOL
無印と「A」付きは、ピンはコンパチですが、差し替えると波形がグチャグチャです。
データーシートを見ると
TDA1543 (I2S)
TDA1543A (Japanese format)
比べるとWSがL/Hするのと、DATAの頭と尻尾のタイミングが違っています。
自前でハードウェアを作るとか、コーディングするとかしないと「A」付きは難しそうです。
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