前回やったように素のPSoc Creatorを入れただけではExampleファイルがインストールされていなかった
www.cypress.com/go/CY8CKIT-042の「Related Files」から
CY8CKIT-042 Kit Only (Kit Design Files, Documentation, Examples)というファイルを見つけてインストールした
「Related Files」の一番上の
CY8CKIT-042 Kit Setup (Kit Design Files, Creator, Programmer, Documentation, Examples)を最初からインストールすればPSoC Creatorと一緒に必要なファイルがインストールされると思う(たぶん)
無事、Exampleファイルがインストールされたようだ
Exampleファイルを開こうとすると「Component Update Tool」というダイアログが表示される
これはExample Projectで使っているコンポーネントが古いので
新しいものに置き換えますよ、ということ
デフォルトのままクリックしていけば、古いプロジェクトファイルをZipで固めて保存して
新しいコンポーネントに置き換えたプロジェクトを生成してくれる
あとはドキュメントそのままで特に引っかかるところはなかった
Exampleプロジェクトは4つあって
- Blinking LED いわゆるLチカ
- PWM Lチカのちょっと頑張った版
- Deep Sleep 省電力モードと割り込み
- CapSence 静電容量のタッチセンサ
Project: Blinking LEDは工場出荷時にあらかじめプログラミングされてるそうで
買ってすぐ試してもありがたみは少ないかもしれない
でも、main.cを見ればわかるように、TopDesigne.cyschとBlinking LED.cydwrでコンポーネントを並べてつないでるだけでmain.cではコンポーネントを起動しているだけだ
TopDesing.cyschもオブジェクト指向プログラミングのUMLやmatlab/symlinkのブロック図とか
Spiceの回路図を描くみたいな感じで作図できる
接続線の点線のところはPSoC本体ではなく、「外部ですよ」という意味だ(たぶん)
外部ではあるが、PSoC 4 Pioneer Kitの基板上にあるので外付けはしなくていい
Project:PWMはPWMでデジタル出力の電圧を変化させてフルカラーLEDを7色に変化させるものだ
このプロジェクトも含めて外付けの部品がいらないのでほとんどソフトウェア開発と同じ気分で試せる
Project: Deep Sleepは省電力モードと割り込みのプレゼン
ISR(割り込みルーチン)へのひも付けもグラフィカルにできるようだ
cy_pinsというモジュールでやるみたいだが、具体的にどう操作すればいいのかわからなかった
音を出すときは正確なタイマーが必須なのでちゃんとしらべないとダメかな(^q^;
Deep Sleep Modeに入るとProgrammerでプログラムできなくなるので
別のプロジェクトをBuildすると 「Select Debug Target」というダイアログが出る
「Port Acquire」ボタンを押して
Project: CapSence
CapSenceが基板上についてるので
ド・レ・ミ・ファ・ソならこれだけで出せそう(^q^/
全体の印象
Arduinoとコンパチのピンソケットが出てるのでArduinoのシールドがそのまま使える
※Arduinoのスケッチ(プログラム)がそのまま使えるわけではないです
Arduinoと比べてコンパイルが速いので試行錯誤はしやすいと思う
Aruduinoみたいに誰でも気軽に扱える、という感じではないのでAVRとかで
多少マイコンの作法に慣れてからの方がいいと思う
前に触ったのはピュンピュンマシンをArduinoで作る前だったので
何かとわからないところが多かった(^q^;
ARMのハードウェアも探りつつもう少しやってみたいと思います
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