たぶん、デバイス名が2SC1815じゃなくてQC1815になってしまうのがイヤで「PSpice 入門編」のものは使わなくなっていたのだ思います(^q^;
エミッタ接地+エミッタフォロワのシミュレーション
シミュレーション回路図
<LTSpiceのインストール先>\LTC\LTspiceIV\lib\cmp\standard.bjt
に付録のspice modelを追記。
Q1とQ2のデバイス上で右クリックして出て来るダイアログの[Pick New Transitor]で[QC1815]を選択した。
過渡解析
前回の実験結果とまずまず似たシミュレーション結果になっていると思う。
ベース電位Vb
負荷抵抗RLが68Ωの時のQ1のベース電位Vbが歪むのもこのspice modelだとシミュレーションできている。
AC解析
前回のシミュレーション結果は相当あやしい周波数特性だったが、こちらはこんな感じなんだろうな~と思える特性。
実験結果と同じ縮尺でシミュレーションしてみると
緑の線が負荷抵抗RLが470Ωの場合で2MHzのとき6.5dB弱になっていて実験結果と1dBぐらい違うがまずまずだろう。前のspice modelでのシミュレーションだと-7dBぐらいになっていた。
ステップ応答
実験と同じく100kHz/1Vp-pの矩形波を入力として過渡解析してみた。電位が定常状態になるように
.tran 0 10000us 9980us
として、10ms後からのシミュレーションにした。
シミュレーション回路図
過渡解析
ディティールは異なるが、まずまずシミュレーションできていると思う。
次からはこのspice modelを使っていこうと思います。
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