2015年7月28日火曜日

HUAWEI P8liteのオーディオ出力をチェック (ファンクションジェネレーターとして使ってみた)

Androidアプリの「Keuwl Dual Channel Function Generator」をインストールして出力をオシロでチェックしてみた。



出力オフ

赤色はLch、黄色はRchの出力

配線等セットアップしてP8liteの電源もオンにして「Keuwl Dual Channel Function Generator」の出力をオフにした状態。

1kHz Sin波

拡大

やはり線が太くなっている(←ノイズが乗っている)。出力レベルは違うがAsus MemoPad 7と大差ないかも。
「タブレットのファンクションジェネレータの問題点」
http://dad8893.blogspot.jp/2015/03/blog-post_29.html
ジッターのせいかパッと見でノイズの周波数域がわからないが、可聴帯域外なのは間違いなさそうだ。

10kHz Sin波

ノイズと同時に階段状のガタガタが出ているようだ

20kHz Sin波

ガタガタがはっきりしてきた。これだけガタガタがちゃんと出るということはDACのbit数が16bitないのかな?(憶測)

自作のLPFを通してみる

タブレットのファンクションジェネレーターの出力を使ってオシロで見るために作成したLPF(http://dad8893.blogspot.jp/2015/04/lpf_6.html)を通してみた

1kHz Sin波

自作のLPFが1chのみの対応なのでオシロの計測も1chだけ。

線のブレはジッターだと思う。LPFを通してもノイズはあまり取れていないようだ。

10kHz Sin波

10kHz程度になるとノイズがかなり取れてきているようだ。

理由はわからない。

矩形波を出力してみる

1kHz 矩形波

10kHz 矩形波

矩形波やっぱり使い物になりそうにない。ガタガタの数を(なんとなく)数えると16個はありそうかな?

ということはDACは16bitはありそう。

<追記:20150731>いや、ガタガタが16個だったら2の5乗なので5bitか?よくわかりません(@@;</追記>

WaveSpectraで可聴帯域をFFTしてみる

1kHz Sin波

THD: 0.00616%
S/N: 71.64dB

1kHz Sin波 + LPF

THD: 0.00650%
S/N: 70.62dB

オシロでの計測とは打って変わって、可聴帯域はかなり良好だ。

2次高調波歪が多少出ているが、WaveSpectraの入力に使っているオーディオ・インターフェイスの入力レベルを下げていくとノイズに埋もれてわからなくなるレベルだ

自作のLPFを通すとノイズが増えるだけ(^q^;


思ったこと

音量も十分だし、イヤホンで普通に音楽を聴く分には全く問題なさそうだ。

ファンクションジェネレーターとして使うにはなかなか厳しいがLPFの特性を変えていけばSin波だけならオシロでの計測にも使えるかもしれない。

Xperiaとかのハイレゾ対応のスマホも試してみたいが、高すぎる(@@;

0 件のコメント:

コメントを投稿