両電源が必要になるので別基盤でTLE2426(DIPタイプ)を使ってレイルスプリッター基板も作ってみた。
回路図(4次バターワースLPF)
LPFの回路構成はVCVSだと高周波数ので利得が上がってしまうので多重帰還にした。ほとんど教科書通りの回路。
PCM5102Aのサンプリングレートが384kHzなのでfc=192,000Hzを目標にRCの定数を決めた。
f-coeff | fnc | Qn | R1 | R2 | R3 | C1 | C2 | fcn | err | Qn | err | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
f1 | 1 | 192000 | 0.541196 | 1.8kΩ | 15kΩ | 1.8kΩ | 560pF | 47pF | 188797.0948 | -1.67% | 0.564026938 | 4.22% | |
f2 | 1 | 192000 | 1.306563 | 4.7kΩ | 12kΩ | 4.7kΩ | 560pF | 22pF | 190930.463 | -0.56% | 1.320201824 | 1.04% |
通過、遮断とも192,000Hzにしたいがさすがにムリなのでゆるめのフィルター。
LTSpiceでのAC解析
回路図(レイルスプリッター)
基板図(4次バターワースLPF)
ジャンパーは1本のみで、ユニバーサル基板でも頑張れば2~3時間でハンダ付けできる。定数変更した基板も作りやすそうなのでRCもピンソケット等は使わずそのままハンダ付けした。
基板図(レイルスプリッター)
部品面
ケース内の配置検討
ケースも使いまわし可能にしてLPF基板だけ差し替えられるようにする予定。
波形
とりあえず10kHzと20kHzのサイン波の波形をオシロで見てみた。
10kHzサイン波
20kHzサイン波
iPad3のファンクションジェネレータやオーディオ・インターフェイス+WaveGeneの出力波形とくらべても遜色なくなった感じだ(^q^/
→「スマホのファンクションジェネレータの波形」
Github:
https://github.com/ryood/4th_MFB_LPF
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