2014年10月17日金曜日

2出力のヘッドホンアンプ

難しいことばっかりやってて気力が萎えそうなので
コミケ(とか)で来てくれた人に聴いてもらいながら自分も音の確認が出来るヘッドホンアンプを作ろうと思っている

出力にパワーがあれば二股の変換プラグでOKなんだが
自作音源は出力段のことまで気にしていない

スマホでも
ちっこくて二人で一緒に聴けるヘッドホンアンプもおもしろいかと思った

シミュレーション(過渡解析)



電源は単4×2本×2の両電源を予定
たぶんエネループにする

回路としては非反転アンプとボルテージフォロア×2の組み合わせ

R4、R5は音量調節用のボリュームだ

2出力のボリュームは連動する

ほんとはOUT1とOUT2に繋ぐヘッドホンの効率でバランスを調節できるようにしたいんだが
今回はパスする

自作音源はDCレベルが偏ってるかもしれないので
カップリングコンデンサ(C1)は外したくない

シミュレーションでは入力を0.3Vプラス側にシフトしてみた

出力は見た目DC0Vに収まってそうだ

シミュレーション(AC解析)



理想OPAMPのシミュレーションだが-3dBは10Hz以下

だいたい50Hz以下はヘッドホンで聴けるわけないし、逆にヘッドホンに悪いし
こんなもんココでバッサリいったほうがいい

曲作るときもスパッと切る周波数だし

ブレッドボードで試作



OPAMPは低電圧でもOKなNJM4556Aにした

ソフトオシロ(WaveSpectra)で入出力をチェックした

入力



初段


OUT1



OUT2



電源を繋がない時



高調波歪(1kHzに対して2kHzとか3kHzで出ているやつ)は
オーディオの世界で言ういわゆる味付けというやつなので
OPAMPの差し替えで

電源を繋がない時のノイズはやはりこわい

2 件のコメント:

  1. 電池だけの小品は気楽にやれていいですね。
    なにより事故死火災の心配が低い。
    これ基板化しても面白いかも。
    フリスクの大タブレット金属ケースに納めるとか小型化の目標つくるといいかもしれません。

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  2. 小型化もいずれはとことんこだわってやってみたいと思います

    今回はコミケ用+甥っ子(次男)の進学or就職祝いにあげるヘッドホンアンプとして作ってみようかなと

    ん?あと1年以上あるか(笑)

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