できるだけノイズを減らして視聴時や計測時に悪影響を与えない
ということが割と重要な目標だった。
- AC電源ではなく電池駆動
- スイッチング電源じゃなくてリニアレギュレーター
- 金属ケースに収める
という対策をとった。
が、製作途中にめんどくさくなって一つ目をつぶっていることがある
電圧・電流を計測するためにデジタルノイズの塊であるAVRとLCDを使っている(^q^;
デジタル部は基板を分けてあるので基板への電源コネクタを抜けば
デジタル部は停止状態になるのでそれぞれオシロで波形をとってみた
デジタル部ON|出力電圧5.00V|AC結合
画像の左下の表示値のVpがPeak-Peak、VkがRMSだ
時間とともに多少ふらつくのでざっくりとした値ということで(^q^;
P-P: 32.00mV
RMS: 6.244mV
デジタル部OFF|出力電圧5.00V|AC結合
P-P: 28.00mV
RMS: 4.593mV
デジタル部OFF|GND-GND|AC結合
GND-GNDはオシロの測定用の端子とGND端子の間で測ったもので
もともと持っているノイズということになる
P-P: 11.20mV
RMS: 3.640mV
デジタル部をONにした時に発生しているノイズはRMS値をGND-GNDと比較して
6.244mV - 3.640mV = 2.604mV
2.604mV / 5.00V = 520.8 * 10^(-6) = だいたい -65.5dB
アナログ部だけの時に発生しているノイズはGND-GNDと比較して
4.593mV - 3.640mV = 0.953mV
0.953mV / 5.00V = 190.6 * 10^(-6) = だいたい -74.4dB
になると思う(たぶん(^q^;
結構差があるのでそのうちデジタル部をOFFにできるスイッチも付けようと思う
計測時だけデジタル部をOFFにするという逃げ(^q^;
電圧調整用のPOTのこと
今回は普通のPOTではなくて東京コスモスの通信用のPOTを使った
実験用の可変安定化電源 キット組み立て
http://dad8893.blogspot.jp/2014/10/blog-post.html
ふらつきや値のとび方は普通のPOTよりはかなりましだが
それでも数10mV単位の調節は結構むずかしい
昔テクノ系のDJがやっていた機材のつまみを「ちょん」と触るパフォーマンスみたいなことを
まじめにやらないとうまく調整できない(^q^;
今回は10kΩ/BタイプのPOTを使っているので
微調整ように1/10の1kΩぐらいのPOTを直列で入れようかと思っている
ほかにうまい手はあるか、もうちょっと考えつつ
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