電圧入力・電流出力のアンチログ回路のAntilog-NPNOの入出力をAnalog Discovery 2で測定しました。
Antilog-NPNOの回路図
測定用のブロック図
測定のようす
Analog Discovery 2による測定
・WaveGenで5[Vpp]のノコギリ波を出力
・回路図ではR13=0[Ω]となっていますが、R13=100[kΩ]としました。
・電流検出抵抗(10[kΩ])とし、電圧降下したポイントの電位をScopeのC2で測定しました。
電源電圧
- +12V : +11.71[V]
- -12V : -9.87[V] ※1
- I_REF: +4.987[V]
※1 使用している電源の電池が消耗しています。そろそろ改良版を作りたいところです。
室温: 24.3℃
C2(青色の線)が電流検出抵抗(10[kΩ])で電圧降下した電位です。Antilog-NPNOは電流吸い込み型なので電流を多く吸い込むと電流検出抵抗により電圧降下して電位が下がり、少ないと電位が上がります。トランジスタのエミッタ接地増幅回路のコレクタ出力と同じ理屈です。
グラフは指数(アンチログ)的なカーブですが不確かなので、測定データをCSVで出力しExcelで「入力電圧」対「出力電流」のグラフを作成しました。
入力電圧が低い(1V~3V)の領域で若干ずれが見られるようです。
なお、測定値のグラフ(青色の線)が三角定規のようになっていますが、ノコギリ波の電圧が0→MAXに垂直に遷移するところでプロットされているためです。
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