2020年10月19日月曜日

OPアンプ比較 周波数特性とステップ応答 4558系 5532系 BJT入力

FET入力のOPアンプに続いて、BJT入力のOPアンプの特性を比較しました。


OPアンプの系統については、秋月のWebサイトに掲載されている系譜図を参考にさせていただきました。

4558系

NJM4558D         NJR
NJM4556AD NJR
NJM4580D         NJR
NJM4580DD NJR
NJM2068D         NJR
uPC4570C         NEC

5532系

NE5532P         TI
NJM5532DD NJR
NJM2114DD NJR

その他BJT入力

MUSES8820 NJR
LME49720NA TI

FET系のときと同じく、非反転増幅回路で、帰還抵抗は18kΩ:2kΩで利得20dB、負荷抵抗RL=2kΩとして測定しました。

電源はAnalog Disocovery 2のSupplyから±5Vを出力しています。

周波数特性


Analog Disocovery 2のNetwork機能を使っています。20dBの利得なので出力が振り切れないよう、入力は±100mVppとしています

NJM4558D

NJM4556AD

NJM4580D

NJM4580DD

NJM2068D

uPC4570C

NE5532P

NJM5532DD

NJM2114DD

MUSES8820

LME49720NA


ステップ応答


Analog Disocovery 2のWavegen機能とScope機能を使っています。Wavegenで100kHz/±100mVppの矩形波を入力しています。

NJM4558D

NJM4556AD

NJM4580D

NJM4580DD

NJM2068D

uPC4570C

NE5532P

NJM5532DD

NJM2114DD

MUSES8820

LME49720NA


LME49720NAは周波数特性、ステップ応答とも非常に優れています(広帯域、高速)が、ステップ応答の天井と底にノイズのような波形が重畳しているのが気になります。以前LME49720を使ってノイズに悩まされたことがあったので、なにか関係があるのかも知れません。

 

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