PCM5102A_FGの出力と8th MFB LPFを直結すると信号波形が歪むため、間にバッファとしてOPアンプのボルテージフォロアを入れて測定し直しました。
ノコギリ波
100Hz
入力波形の崩れがなくなり出力波形もきれいになっています。10kHzからはノコギリ波の立ち下がりの遅れがはっきりしてきます。44kHzでは1波形ごとに参照するテーブルの要素が異なるため、出力にうねりが現れています。
スペクトラム
PCM5102A_FGから44kHzの正弦波を出力し、Analog Discovery 2 + WaveFormsのSpectam機能でTHD、THD+Nを計測しました。
バッファなし
バッファあり
OPアンプの品種を変えてみる
OPアンプの品種を変えて、歪率が改善されるか見てみました。
アクティブフィルタ、バッファに使うOPアンプを変更し、仮想GND用のOPアンプはNJM4580DDです。
NJM4580DD
OPアンプの品種による歪率はあまり変わりません。44kHzあたりになるとOPアンプの性能より、PCM5102Aから出力される波形のガタガタとDDSのテーブル参照によるの出力波形の周期性などの方が問題になるようです。
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