FuzzとOverDriveの違いはよくわかっていないんだが、Fuzzの方が歪み方がえげつないんだと思う。
参考にさせていただいている「サウンド・クリエイターのためのエフェクタ製作講座」はFuzzの回路がいっぱい載っている。
実作したのはFoxey Ladyという回路で、これをベースマシンにかけてもあんまりいい感じではなかった。
LTSpiceでシミュレーションしてみると(回路図は割愛します)
過渡解析(1kHのサイン波を入力)
AC解析
AC解析結果をみるとベースの音域がごっそり削られているし、過渡解析結果だと歪み方が激しすぎてこれはギターなどの音色を変えるにはいいけど、ベースマシンには少し過剰なんだと思う。
OverDriveは以前TubeScreamerをシミュレーションしてみた。(参考「Tube Screamer 808をシミュレーションしてみる。」
これぐらいの歪み方の方がベースマシンには良さそうな気がする。
Tube Screamerもどき
前回シミュレーションしてみた回路にはToneとかVolumeとかの回路が入っているが、実験するには少々面倒なので取り去ってみた。
また、ベースの音域の100Hz以下が減衰しないように手持ちのパーツの定数に変更。
シミュレーション回路
過渡解析
AC解析
もともとのTube Screamerの変な感じな歪み方はなくなってしまった。
OD-1もどき
ダイオードで振幅を制限して歪ませるのは同じだが、ダイオードを直列に2個入れてクリッピング電圧を非対称にする。
シミュレーション回路
過渡解析
AC解析
シミュレーションでは音がわからないので、ブレッドボードで組んでテストしてみるつもりです。
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