2017年8月20日日曜日

Dual OTA VCA 2chでテスト


※2chでテストと言っても2ch(掲示板)でテストしたわけではないです。

回路図

ブレッドボード配線図

ブレッドボード配線図の通りAとBの入力をつないで、音声波形、エンベロープ波形とも同じ波形を入力した。

入力インピーダンス10kΩ程度の電圧入力なのでこういうことをしてもほぼほぼ問題ないと思う。

電源電圧 +5.0V / -4.97V

音声入力: PCM5102Aファンクションジェネレータ(100Hz/Sine 両電源波形)
エンベロープ入力: Nucleo F446の内蔵DACからの出力(4Hz/Saw/+3.3p-p 片電源波形)

出力

ch1:OUTPUT B ch2:OUTPUT A

トリムPOTをまわして、AとBでLPFのかかり方や入力レベルを変えている。

入力

ch1:音声入力 ch2:エンベロープ入力

音声入力に単電源波形を入れてみる


音声入力の方はACカップリングして、単電源波形を入れても動作するようにしている。AD9833_FGで単電源波形のSIN波を生成して入力してみた。


ch1:音声入力A ch2:出力A

NJM13600のBIAS入力の電流はどこに向かって流れるか?


データシートに載っている等価回路



左下のAMP BIAS INPUTがBIAS入力で、Tr2のベース・エミッタ間の電圧降下が約0.6V、D1(またはTr1、Tr3のベース・エミッタ間)の電圧降下が約0.6Vで[V-]に向かって流れるようだ。

したがって、AMP BIAS INPUTの電位は[V-]+1.2V程度になると思う。

前回、AMP BIAS INPUTの電位を測定した。


ch1の縦軸は200mV/Divで22.0divシフトしているので、中央が-4.4V。電位は中央からマス目2個半~3個(500mV~600mV)ぐらい上なので、約-3.9V~-3.8V程度。

電源電圧は+5V/-4.97Vだったので、[V-]は-4.97V。

[V-] + 1.2V = -4.97V + 1.2V = -3.74V

なのでこれぐらいの電位になっているんだと思う。

つまり、AMP BIAS INに入力した電流は、ダイオード2個分を挟んで[V-]に向かって流れていることになる。

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