回路図
回路図のC1エリアあたりの電源電圧を監視するところは220kΩのRと、100kΩのトリムPOTで分圧して適当な値を出せるようにした。
電流を無駄に流さないため、値は大きめ。
基板図
ユニバーサル基板はサンハヤトのICB-288Gにした。この基板は同じ外形サイズの秋月のCタイプ基板より、1列穴の数が多い。
スペースを節約するために、LCDをATMega328Pの上にかぶさるように配置した。
アンプを通さずAD9833モジュールの生の状態で出力状態を見てみる。
出力波形(1MHz)
ブレッドボードで実験していたときよりノイズが減っていると思う。
FFTして歪を見てみる。
125kHz/Div
横軸の1区間が125kHzなので8個目が出力している1MHzのサイン波。(125kHz×8 = 1MHz)
500kHzあたりにピークがある。エイリアスか?
500kHz/Div
3MHzと4MHzあたりにピーク。高調波歪だろう。
5MHz/Div
25MHzあたりを境にして折り返しのピークが出ている。25MHzはAD9833のDACの駆動クロックなのでこの辺にエイリアスが出るのは理屈に合っている。
50MHz/Div
250MHzあたりにピークがあるが、オシロを同じ設定のまま、AD9833の電源を切って無信号状態にして見てみると
無信号時 50MHz/Div
無信号時でも、やはり250MHzあたりにピークがあるのでオシロが持っている歪なんだろうと思う。
ついでに無信号状態で50Hz/DivでFFTして見ると
無信号時 50Hz/Div
60Hzあたりとその高調波歪が出ている。←関西なので60Hz
DDS方式の出力波形の弱点(?)
1MHz~12MHzまで周波数を変化させて動画に取ってみた。
1MHzでは正弦波っぽいが、5MHzや10MHzと言ったサンプリングクロックの25MHzから見て切りの良い周波数だと、DDSテーブルから値を拾う周期が一定になるので波形の崩れの周期性が出ている。
ナイキスト周波数付近の12MHzでは振幅に波が発生している。
メモ:
5V電源、無負荷時で消費電流は15mA
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