5V LDOのNJM2396はドロップ電圧が最大0.5Vとなっているので、元の電源電圧は6Vぐらいがちょうどいい。
GF12-US061Bの出力チェック
47Ωの酸金を負荷抵抗としてテスタのDCモードで電圧測定し、オシロで出力変動を見てみた。
47Ω負荷(約128mA)
電圧:6.07V
出力ノイズの大きさが変動するので、大きくなるあたりでトリガをかけて測定。以前手持ちのACアダプタをチェックしたものと比べると、スイッチング・ノイズが大きいようだ。
ノイズの周波数はメモリで読み取って32kHz程度。
コンデンサでデカップリングしてみてノイズが改善されるかチェックした。
47Ω負荷(約128mA) デカップリング(0.1uF積セラ+1000uFアルミ電解)
デカップリングすると多少はノイズは低減される。
47Ωの抵抗を3本並列にして負荷を掛けてチェックした。
47Ω×3負荷(約383mA) デカップリング(0.1uF積セラ+1000uFアルミ電解)
電圧:6.02V
負荷を重くすると、ノイズが多くなり、周波数も高くなっている(約50kHz)。
このACアダプタは小さくて値段も安い(650円)が、ノイズは多い方かな?
DCレベルの電圧変動は6.07V→6.02Vとあまり変動しない。
NJM2396で実験
回路図
ブレッドボード図
まずは、自作の可変両電源で出力を6Vにして測定。可変両電源はLM317/LM337で安定化し、電池電源で使っているのでノイズは少ない。
可変両電源 47Ωx3負荷(約319mA)
入力電圧:5.64V 出力電圧:4.89V
負荷が重くなると入力電圧/出力電圧とも低下している。ノイズは少ない。
6V ACアダプタを電源としてチェック。
6V ACアダプタ 47Ω×3負荷(約319mA)
入力電圧:5.86V 出力電圧:4.89V
出力は可変両電源の時と同じ4.89V出力されている。安定化しても相変わらずノイズは多い。
試しに6V側に100uFのOSコンと10uHのインダクタを入れて測定。
ノイズは少しだけ低減されるかな。
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