使ったコモン・モード・チョークはサトー電気で買った「SCHAFFNER EV20-1.0-02-3M9」というもので、DATASHEETによると
L nominal (±30%) 3.9mH
DC resistance R 168mΩ
Ratede current I(50℃) 1.0A
となっている。1A流すとやばそうだが半分の500mAぐらいまでは大丈夫だろう。
入力側で1.0uFの積セラでデカップリングするかどうかも比較してみた。
出力電圧:5.87V
47Ω×3の負荷抵抗(約383mA) 1.0uFのデカップリングなし
47Ω×3の負荷抵抗(約383mA) 1.0uFのデカップリングあり
デカップリングした方が少しだけノイズが減ってるようだ。
NJM2396で5Vに安定化
出力電圧:4.92V
47Ω×3の負荷抵抗(約319mA) 1.0uFのデカップリングなし
47Ω×3の負荷抵抗(約319mA) 1.0uFのデカップリングあり
安定化後はデカップリングした方がいいのかどうかわからない。
NJM2396で5Vに安定化する前は、5.87Vで期待する6Vに対して2.2%の誤差、安定化すると4.92Vで5Vに対して1.6%の誤差。
ほとんど変わらないし、安定化した方がノイズが増えてるようにも見える。
と、いうことは5VのACアダプタにコモン・モード・チョークを入れれば5Vの安定化回路はなくてもいいことになる。
試しに手持ちの5VのACアダプタで同じ条件で負荷をかけるとまともに電圧が出なかった。
秋月で売っている同じシリーズの5V ACアダプタにしておけばよかったかな(^q^;
でもまあ、今回は他の6V以上のACアダプタも使えるようにNJM2396で降圧&安定化する方向で考えます。
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